YouTubeチャンネルが荒れる前にコメントブロックした方が良い?
自分のYouTubeのコメント欄などにアンチなどがわくと、精神的負担が大きいだけでなく、他の視聴者への見栄えも悪くなるため、極力アンチが湧かないように対処する必要性があります。今回は、youtubeチャンネルが荒れる前にコメントブロックした方が良い?についてお伝えします。
誹謗中傷などのコメントを防ぐための基本的な方法
YouTubeチャンネルを運営していると、視聴者からのコメントにはポジティブで建設的な意見を寄せてもくれますが、時には攻撃的な言葉や不適切な発言などを行うユーザーも存在します。
その一方で、誹謗中傷などの攻撃的なコメントや悪意ある意見に対処する必要もあります。
こうしたコメントを受けることは大きなストレスになりますので、防ぐためのツールや設定を施すことも大切です。
まず大前提として、YouTubeでは個別のコメント投稿者をブロックする機能が提供されています。コメント欄に不適切な発言が見つかった場合、そのコメントの横にある「その他メニュー」アイコンをクリックし、「このユーザーのコメントを非表示にする」を選択すれば、簡単にそのユーザーをブロックすることができます。これはYouTube Studio内でも同様に実行でき、ブロックされたユーザーは以降のコメントが非表示となります。
この設定は、視聴者がコメントを見られないだけでなく、ブロックされた本人にも通知されることなく進行するため、トラブルを未然に防ぐことが可能です。また、特定のキーワードを自動的にフィルタリングすることもできます。特定の言葉やフレーズが含まれるコメントを、事前に設定したキーワードリストに基づいて自動的に保留することができるため、効率的に不快なコメントを管理できます。
コメントのブロック方法
チャンネルを荒すアンチなど、特定のユーザーを完全にブロックすることも可能です。
この場合、以下の手順を踏むことで、特定のユーザーからのコメントを完全に排除することができます。
- コメント投稿者のチャンネルURLを確認する。
- YouTube Studioにアクセス。
- 左側のメニューから「設定」を選択。
- 「コミュニティ」タブを選択し、「非表示のユーザー」に先ほどのチャンネルURLを貼り付けて保存。
これにより、そのユーザーはあなたの動画に対して今後コメントを投稿しても、誰にも表示されることはありません。過去のコメントも含め、48時間以内にすべてのコメントが非表示となるため、不快なコメントが送られることもなくなります。
この方法は、特に執拗に嫌がらせを続けるユーザーに対して非常に有効です。チャンネルの健全性を保つためにも、このようなユーザーを早期ブロックすることが大切です。
コメント欄の設定見直し
YouTubeのコメント欄は、動画ごとに詳細な設定を行うことができます。これにより、コメント欄の開放範囲を制御し、不適切なコメントが寄せられるのを未然に防ぐことができます。コメント設定は以下の4つから選べます。
・不適切なものを保留して確認
AIによるフィルタリングで、不適切なコメントを事前に保留し、確認した上で表示するか、どうかを決めることができます。
・すべて保留して確認
すべてのコメントを手動で確認し、承認したものだけを表示させる設定です。
・すべて許可する
すべてのコメントが即時公開され、フィルタリングなしに表示されます。
・コメントをオフにする
コメント機能自体を無効化し、視聴者がコメントを残せないようにします。
特に不適切なコメントや悪意のある発言に悩んでいる場合は、「不適切なものを保留して確認」や「すべて保留して確認」を選択するのが有効です。これにより、不快なコメントが表示される前に確認できるため、視聴者や他のユーザーに悪影響を与えることも減ります。
YouTubeへの通報機能
自分のチャンネルだけでなく、他の人のチャンネルや動画に付けられた不適切なコメントを見つけた場合も、YouTube側に通報することが可能です。この通報機能を活用すれば、YouTubeの運営チームがそのコメントを確認し、適切な処置を行ってくれます。
通報の手順は非常に簡単です。コメントの横にある「その他メニュー」アイコンをクリックし、「報告」を選択。報告の理由として該当するものを選び、最終的に「報告」を押すだけで完了です。特に以下のような内容が含まれているコメントは、速やかに報告することが推奨されます。
・商業目的のスパム
・性的なコンテンツ
・暴力的な発言や脅迫
・児童虐待に関連する内容
・いじめや嫌がらせ
YouTubeは多様な文化や価値観を持つ視聴者が利用するため、不適切な発言やコメントが投稿されると、他のユーザーにも悪影響を与えます。適切に通報し、YouTubeの規約に違反するコンテンツや発言を排除することは、コミュニティ全体の健全性を守るためにも重要な行動です。
モデレーターの設定
YouTubeでは、モデレーターを設定することで、動画やライブ配信のコメント管理を他の信頼できるユーザーに任せることができます。モデレーターは、誹謗中傷や嫌がらせコメントを速やかに削除したり、問題のあるユーザーを一時的にコメントできない状態にすることが可能です。
モデレーターにできる主な操作は以下の通りです。
・ユーザーの非表示
特定のユーザーをブロックし、そのコメントを非表示にします。
・チャットメッセージの報告
ライブ配信中に不適切なチャットメッセージを報告します。
・コメント削除
不適切なコメントを即座に削除します。
・タイムアウト
不適切なコメントを投稿したユーザーを5分間コメント投稿不可にします。
モデレーターを設定することで、ライブ配信や動画投稿の際のコメント管理を効率化できるため、チャンネル運営者自身がすべてのコメントに目を光らせる必要がなくなります。信頼できるファンや視聴者をモデレーターに設定することで、健全なコミュニティを維持することができます。
まとめ
YouTubeでのコメント欄は、視聴者との重要なコミュニケーションの場ですが、不適切なコメントや嫌がらせを受ける可能性があります。幸いにも、YouTubeはこれらの問題を解決するための豊富な機能を提供しており、ブロック機能やコメント設定の見直し、モデレーターの設定など、さまざまな対策を講じることが可能です。
これらのツールや設定を活用することで、不適切なコメントを効率的に管理することで、健全なチャンネル運営が行えますし、登録者数や再生回数の伸びにも繋がっていくことでしょう。