YouTubeでコメントブロックすると、どうなる？された側はどうなる？
YouTubeで配信をしていると、誹謗中傷のコメントやアンチコメントを残すユーザーが一定数います。そのような場合には、コメントブロックするのも一つの方法です。今回は、YouTubeでコメントブロックするとどうなるのか、はたまた、された側はどうなるのかについてお伝えします。
コメントブロックすると、どうなる？
YouTubeでコメントをブロックすることで、配信者にとっても多くのメリットがあります。
コメント欄は視聴者との交流や意見交換の場として重要となりますが、ネガティブなコメントやスパム、誹謗中傷が増えれば、チャンネル全体に悪影響を及ぼす可能性があります。自分の好きな配信者のコメント欄が荒れていたり、誹謗中傷やユーザー同士の言い争いがあると、意識的に観なくなったり、嫌な気分になるという方は多いと思います。
もちろん、配信者自身にも影響を及ぼし、モチベーション低下にも繋がってしまいますので、こうしたリスクを減らし、円滑な活動を進めるためにもコメントをブロックすることは、配信者やファンにとってのメリットになります。
YouTubeでコメントブロックされると、どうなる？
配信者にとっては、コメントブロックした側のユーザーがどのような状況になっているのか知らないケースは少なくはありません。YouTubeでコメントをブロックされると、いくつかの影響があります。
ブロックされたユーザーは自分のコメントを通常通り投稿できるものの、そのコメントは他のユーザーや配信者には表示されません。これを「シャドウバン」とも呼ばれます。投稿した本人は自分のコメントが見えているため、ブロックされたことに気が付けない可能性があります。
また、コメントブロックされると、該当チャンネルでの他のアクティビティも制限される場合があります。たとえば、ライブチャットへの参加やコメントの返信機能が使えなくなります。その他に、通知やリアクションが無効化されます。
そして、YouTubeでは配信者が特定のユーザーを「ブロック」することもでき、これによりそのユーザーの全てのコメントが無効化されます。また、他のユーザーも問題のあるコメントを報告し、YouTubeが公式に、そのアカウントを制限することもあります。
コメントブロックをするメリット
YouTubeで動画を見る際、コメントは残さないけれど、コメント欄を覗くというユーザーは案外多いです。ですが、荒らしやスパム、ネガティブなコメントが多いと、それが不快感を与え、動画から離脱させる要因となります。
そのため、コメントブロックによって、視聴者が快適に動画を楽しめる環境を提供することで、視聴者満足度の向上につながります。特に始めての視聴者や若年層にとっては、安心してコミュニケーションを取れる場所を確保することも大切なのです。
また、ネガティブなコメントなどが多いと、視聴者からの本当に価値のあるフィードバックを汲み取ることが難しくなります。コメントブロックを行うことで、質の高いフィードバックが集まりやすくなり、チャンネルがより有益な情報を得て、コンテンツの改善に役立てることができます。視聴者の声に基づいた改善は、チャンネルの魅力をさらに高め、成長を遂げることでしょう。
そして、YouTubeのアルゴリズムは、視聴者のエンゲージメントやコメントの質を評価要素の一つとしていますので、ネガティブなコメントが多いと、アルゴリズムがそのチャンネルを低評価し、検索結果やおすすめ動画リストへの表示頻度が下がる傾向にあります。
ですので、コメントブロックを活用して不適切なコメントを削除することで、アルゴリズムからの評価を向上させ、動画の視聴回数や登録者数の増加を促進することへの期待も持てるようになります。
誤ブロックしてしまった場合に解除はどうする？
コメントブロックを誤って他のユーザーに行ってしまった場合など、ブロックを解除することも大切です。一般的には、ブロックをしたとしても、ユーザーが気が付くようなことはありません。YouTubeからブロックされたことを案内されるメールや通知などが送られることもないので、そう気にしなくても良いかもしれませんが、誤ブロックされた人も配信者も良い気分はしないでしょうから、ブロック解除した方が良いです。
ブロック解除の方法は、以下の方法です。
1．YouTube Studioにアクセス
YouTubeアカウントにログインし、右上のプロフィールアイコンをクリックして「YouTube Studio」に入ります。
2．設定に移動
左側のメニューから「設定」を選択します。
3．コミュニティ設定
「コミュニティ」タブを開くと、「ブロックしたユーザー」のリストが表示されます。
4．解除するユーザーを選択
解除したいユーザーの横にある「×」ボタンをクリックし、保存すれば完了です。
これで、ブロックしていたユーザーが再び動画のコメント欄に表示されるようになります。
まとめ
YouTubeでコメントをブロックすることは、配信者にとって多くのメリットをもたらします。ネガティブなコメントの影響を減らし、チャンネルのブランドイメージを保護し、視聴者にとっても快適な環境を提供するためにも大切です。また、ポジティブなコミュニティを形成し、質の高いフィードバックを受け取るためにも重要な手段となりますので、コメントブロックを適切に活用してチャンネルの健全な成長につなげていくことをおすすめします。
