コメント欄が荒されないための対策！YouTubeのコメントフィルター
YouTubeの配信を行っていると、アンチコメントや誹謗中傷などが目につくことがあります。モチベーション低下にもつながりますし、登録者などにも悪影響を及ぼす事もあります。今回は、コメント欄が荒らされないための対策としてYouTubeのコメントフィルターについて解説します。
コメント欄が荒らされないための対策
YouTubeのコメントフィルターは、動画投稿者が自分の動画に寄せられるコメントを管理し、特定の不適切な内容を排除するための便利なツールです。
動画を公開すると、視聴者からのフィードバックとしてコメントが集まりますが、その中には建設的なものだけでなく、誹謗中傷や攻撃的な内容を含むアンチコメントもあります。これらの不適切なコメントは、放置するとコメント欄全体の雰囲気を悪化させ、他の視聴者に不快感を与えるだけでなく、投稿者自身にも精神的な負担をかけることがあります。
そこで、コメントフィルターを活用することで、コメント管理を自動化し、不適切なコメントを排除することが可能です。
コメントフィルターの機能
YouTubeのコメントフィルターの機能では、「ツマラナイ」「やめちゃえ！」などの誹謗中傷や、セクハラのような内容を送ってくるようなユーザーからのコメントなどを排除し、精神面での負担を軽減できる機能となります。
①NGワード設定
投稿者は、あらかじめNGワードをリストに登録しておくことができます。この設定を行うと、登録されたNGワードを含むコメントは自動的にブロックされ、表示されなくなります。この機能は、攻撃的な言葉や差別的な表現、不適切な言語を使用したコメントを自動的に排除するのに非常に有効です。NGワードリストは自由に編集できるため、投稿者は自分のチャンネルに適したフィルタリングを行うことができます。
②コメントの事前承認
YouTubeでは、コメントをすべて事前承認制に設定することもできます。この場合、コメントが視聴者に表示される前に、投稿者自身がその内容を確認し、承認する必要性があります。これにより、不適切なコメントを事前にブロックし、表示される前に内容を精査することが可能です。特に、コメント欄を健全に運営することを重視する投稿者にとっては、この機能は非常に便利です。
③ユーザーのブロック
一度不適切なコメントをしたユーザーや、迷惑行為を繰り返すユーザーをブロックする機能となります。ブロックされたユーザーは、引き続きコメントを投稿することはできますが、そのコメントは他の視聴者や投稿者には表示されません。これにより、荒らし行為や嫌がらせを行うユーザーからの影響を防ぐことができます。
④スパムや嫌がらせの自動フィルタリング
YouTubeはAIを活用したフィルタリングシステムを備えており、スパムや嫌がらせ行為と見なされるコメントを自動的に検出し、表示しないようにする機能があります。これにより、投稿者が手動で全てのコメントをチェックする手間を省き、よりスムーズな管理が可能となります。
コメントフィルターの設定方法
YouTube Studioを使用して、動画ごとにコメントフィルターを設定することができます。以下の手順で設定が可能です。
1．YouTube Studioにアクセス
自分のYouTubeアカウントにログインした後、YouTube Studioにアクセスします。ここで、管理したい動画を選択し、その動画の詳細設定を行います。
2．コメント設定の調整
動画の設定ページで「コメント」の項目に移動し、フィルターを設定します。「すべてのコメントを許可」、「不適切なコメントをフィルタリング」、「コメントを無効化」の3つのオプションが提供されており、必要に応じて選択します。
3．NGワードの登録
フィルタリングの詳細設定では、NGワードを追加することができます。登録されたNGワードを含むコメントは、自動的に保留または非表示となります。
4．コメント承認制の有効化
すべてのコメントを承認制にしたい場合は、設定からそのオプションを選択します。これにより、コメントは投稿者が承認するまで表示されません。
コメントフィルターの効果
コメントフィルターを活用することで、動画投稿者は視聴者とのコミュニケーションを健全に保ちながら、不適切なコメントから自身や他の視聴者を守ることができます。特に、誹謗中傷や差別的な発言が問題視されている現代では、この機能の重要性は高まっています。
また、コメントフィルターはコメント欄の健全性を整え、ポジティブなフィードバックを促進するのにも役立ちます。視聴者が安心してコメントできる環境を整えることが、チャンネルの成長にも繋がっていきます。
まとめ
YouTubeのコメントフィルターは、投稿者が不適切なコメントを効果的に管理できるツールであり、NGワードの設定や承認制の導入、ユーザーのブロックなど、さまざまな機能が備わっています。これを活用することで、視聴者との健全なコミュニケーションを保ちつつ、荒らしや誹謗中傷から自分や他の視聴者を守ることができます。
