YouTube shortsの収益化はいつから

【いつから】YouTube Shortsの収益化の仕組みや注意点とは

2023年2月1日にYouTube shorts(ショート動画)の収益化が開始されます。以前からアナウンスされておりましたが、今回はユーチューブの短尺動画で収益を得られる仕組みや、収益を受け取る際の注意点を解説していきます。

YouTube shorts収益化はいつから

YouTube shorts動画での収益化基準について

YouTube shortsで収益化が開始されるにあたって、気になるのは収益化の基準です。
これまでは

『チャンネル登録者1000人以上』

『直近12ヶ月間の総再生時間4000時間以上』

という基準がありました。
登録者1000人はまだしも、総再生時間4000時間という基準は、TikTokを主戦場にしてきたクリエイターにとって、なかなか突破するのが難しかったのではないでしょうか?
YouTubeが設けた新しい収益化基準はこうです。

『チャンネル登録者1000人以上』

『直近12ヶ月間の総再生時間4000時間以上』
or
『直近90日間のshorts動画の視聴回数1000万回以上』←New!!

新たに設定された基準によってショート動画メインのクリエイターの方の収益化が見えたのではないでしょうか?

YouTube shortsの広告収益分配の仕組み

これまでにもYouTubeはショート動画のクリエイターに収益を分配しようと動いておりました。2021年に設立された「YouTube Shorts Fund」はYouTubeショート動画のクリエイターを支援する目的で組織されました。1億ドル(約109億円)の基金から毎月エンゲージメントや視聴回数が多かった数千人のクリエイターに報酬を提供するといったものでした。今回発表されたYouTubeショートの収益化ポリシーによると、今後はショートフィードの中の動画間に広告が差し込まれるようになるようです。

YouTube shortsの収益対象となる広告

収益はショートフィードの動画間で試聴された広告から分配されていきます。この分配はショート動画の視聴回数のみが対象で、通常の長尺動画の収益とは別で分配されます。
ショート動画の広告収益は以下の4ステップで分配されます・

1,まとめる
2,計算する
3,配給する
4,分配する

最初のステップ1「まとめる」で一旦全ての分配可能な広告収益は合算されます。合算された収益は月ごとにプールされます。
ステップ2「計算する」で、収益化しているクリエイターにどれくらいの割合で収益が分配されるかが決められます。この計算で重要なポイントとなってくるのは投稿された動画が「音楽あり」か「音楽なし」という点です。「音楽なし」の場合、視聴回数に対する収益は全てアップしたクリエイターに割り当てられます。「音楽あり」の場合、使用された曲の数に応じてクリエイターと音楽パートナーの間で分配されます。
ステップ3では実際にクリエイタープールから収益が配給されます。国ごとに管理され一人のクリエイターが全体の視聴回数のうち、何%の視聴回数を獲得しているかによって割り当てられます。
ステップ4の分配フェーズとしてクリエイターは45%を保持できるとされています。
少々ややこしい仕組みですが、ざっくりと全体の仕組みやその割り当て比率などは頭に入れておきましょう。

YouTubeショート収益分配の仕組み

YouTube shortsで収益化する際の注意点

ここからはYouTube shortsで収益を得る際の注意点を解説していきます。

収益化ポリシーを準拠していること

当たり前のようですが、YouTubeの収益化ポリシーを遵守していることが大前提です。このポリシーというのはコミュニティガイドライン、利用規約、著作権、Google AdSenseプログラムポリシーも含まれます。

ショート収益分配を有効にする

YouTube Studioを開くと画面上部に「要対応:YouTubeパートナープログラムを引き続き利用し、YouTubeショート広告の収益分配を受けるには、新しい利用規約に同意していただく必要があります」と表示されます。

YouTube studio上部の収益化への規約に同意する

この項目が表示されたら「確認して同意」を選択し、規約の確認に進みましょう。

収益化対象外の動画がある

ショート動画には収益化対象外となる動画があるようです。せっかく再生されても収益に結びつかないので投稿は避けましょう。

・オリジナルではないコンテンツ
・不正に再生されたコンテンツ
・広告掲載に適さないコンテンツ

オリジナルではないコンテンツとは映画やTVの未編集の動画、他のクリエイターのYouTubeやインスタ、TikTokの動画を再投稿したコンテンツのことを指しています。そもそも著作権の違反にもあたる為、絶対にやめましょう。
不正に再生されたコンテンツとは自動クリックやスクロールボットによって人為的または不正に操作された再生回数のことです。こちらもそもそもの利用規約に違反しますので、絶対にやめましょう。
広告の掲載に適さないコンテンツとは「暴力、アダルト、有害、差別、薬物、タバコ」といった内容を含むコンテンツのことです。こういった内容はショート動画でなくても広告掲載に適さないコンテンツと認定されてしまうので避けるようにしましょう。

YouTube shorts収益化まとめ

YouTube shortsの収益化は2023年2月1日から開始されます。それまでにYouTube studioからショート収益化分配に関するパートナープログラムを確認し、チェックするようにしましょう。
とはいえ、収益化の基準である「登録者1000人以上」と「直近90日間で総再生回数1000万人以上」は絶対に達成して

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